プロフェッショナルマネジャー・ノート

超訳・速習・図解 プロフェッショナルマネジャー・ノート
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を読んだ。

ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長 柳井 正 さんが若き日に衝撃を受けた、ハロルド・ジェニーンの経営書「プロフェッショナルマネージャー」を、柳井さんが「こう読んでほしい!」とエッセンスを取り込めるようやさしく解説・編集

報告書に求めるべきもの
報告書の冒頭に、以下のことを以下の順の、具体的かつ直裁(直接)に述べた摘要を付すこと
1.提案要領
2.問題となっていることの摘要
3.必要な場合には、その提案に到達した論拠を明かにするための、思考過程の明快な説明と、判断を助ける展望を提供する数字
4.上記以外の、起案者の個人的異見と確信の度合いと、取り上げられた事柄に関する疑問点等を述べた短いステートメント

事実をチェックする。
そのこと以上に
重要な経営上の仕事は
ほとんどない

状況をハッキリ見極めれば、ハッキリした決定は容易にできる。
詰まるところ、「事実が決定してくれるのだ」
前提となる事実があやふやだと、ときとして大きな損害を被る。

経営とは、かまどで料理を作るのと似ている!
一番大事なのは、
鍋から目を離さないこと

元資で立ち上げたビジネスの火種を絶やさないように、資金や原料お流通に絶えず気を配る。
自分のイメージする組織になるように、絶えず気を配りをしながら、人事を微調整していく。
自己の全能力を投入して初めて、満足に値する会社をつくることができる
― これが経営するということだ

会社の経営は他人任せではできない

大事なのは”誰が正しいか?”ではなく、”何が正しいか?”
求めるのは犯人ではなく、真理

良いマネジャーに
なりたかったら、
選んだ仕事に向き合って
ただ努力し始めることだ。
何をやりたいか見極め、
それをやり始めることだ

ジェニーンの経営についての個人的意見

・物事を行うには会社の機構を通して近道せずにやらなければならない。しかし、ルールに従って考える必要はない。想像力を閉じ込めてはいけない。
・本来の自分でないもののフリをするな。自己顕示欲のための旅行、社内政治その他、真の自分でない役を演じることを避けよ
・紙に書かれた事実は人々から直接伝えられる事実と同一でないと銘記せよ。事実そのものと同じくらい重要なのは、事実を伝える人の信頼度だ
・本当に重要なことは自分で発見しなくてはならない
・組織の中の良い連中はマネージャーから質問されるのを待ち受けている。そこから初めて、両者は一緒に前進することができる
・物事の核心を突く質問をされるのを嫌がる人間はインチキな人間に決まっている。そして、インチキな人間を見分けて厄介払いするのはマネージャーの仕事だ
・どんな問題についても、答えや解決法を聞かれもしないのに教えてくれる者はいない
・どんなにきわどい決定も、マネージャーのみが行わなくてはならない。その決定は状況に関する時事に基づいていなければならない。責任者であるからには、正しかったり間違ったりする権利がありが、それはマネージャー本人でなければならない。そして、他の誰かに決定や命令を代行させる権利はない。

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