▼自宅で不労所得を生み出すすごい仕掛け―働かないで年収10倍!
タイトルは、怪しげなんですが、中身はまっとう・・・というか目ウロコなことが書かれていて、すごく参考になりました。
■インターネットビジネスは不動産ビジネスと一緒だ
日々収益を生み出すネット上の媒体は(ウェブやブログ)は、日々家賃収入を生み出す不動産のようなもの。
家賃収入を毎月5万円を手に入れるには1000万円ぐらいのワンルームマンションが必要。
1ヶ月5万円を稼ぎ続けるウェブサイトを所有していたら、1000万円の資産価値がある不動産を所有していることと一緒。
さらに、1ヶ月5万円の家賃収入が、翌月から8万円、その翌月は10万円。こんなことは、リアルの不動産の世界では、まず起こりえません。→ SEOというレバレッジ。
小石をいくつも投げるとは、「いくつもの」(ネット上の)不動産を所有することに挑戦するという意味。労働が無限に反復する、ということ。
■永続的なテーマを選び、持続すること
SEOの世界における「持続」とは
テーマを決めたら、6ヶ月間は地道にコツコツとコンテンツをアップし、被リンクを集めなさい。
新規のサイトが検索結果の上位に現れなかったり、消えるのは検索エンジンの自然な挙動。「長期」という時間実<持続すること>が、SEOでは非常に重要。
6ヶ月間は、全く収益が発生しなかった。7ヶ月目から検索上位に安定し成果報酬も徐々に得られるようになった。
■1回限りの労働か?反復されるものか?
雇用される社会システムは労働を1回限りなものとして回収し、賃金と交換している。だから、労働時間と報酬が対価になっている。
自分の<労働>が、時を超えて<自ら><反復>してくれるようなことをやるべき。
それが、本当の「継続は力なり」
■SEO対策
SEO的な思考がアクセスをガラリと変える。
検索エンジンの検索対象はサイトでなくページ。1ページで完結したページを心がける。
タイトルタグ:あなたの顧客はどこにいますか?→地名が入っていますか
何に注目して欲しいのですか?
全ての文章を「ユーザーがどのような検索ワードを使って検索するか」考えてテキストを記述する。
■文章力、ライティング力を鍛える
『文書力を付けるということは、読者の頭にイメージを描写させるということです。情景が浮かんでくる。これが言葉の力です。言葉はイメージを喚起させる。この言葉の魔力を習得してください。自分の想いや思想をストレートに相手に伝える技術。自分の心の振動を相手に伝える。そして相手のこの中でそれを増幅させる技術。アンプですよね。
この技術を身につけなければなりません。そのためにはどんどん書かなくてはいけません。』
■札束は道端に落ちている
『稼ぐための情報というのはどこかに隠匿されているのではなく、道端に無造作な形で常に落ちている。
例えば駅前で配られているホットペッパー。優秀なアフィリエイターは必ず受け取ります。
なぜか?
そのようなフリーペーパーには今どのような業界が儲かっているのか?どうゆうキーワードをキャッチコピーに入れているのか?稼ぐための様々な情報が露骨に記されているからです。』
『サイトにアクセスするのは、一般の人々です。僕らはヤフーのサーファーやGoogleのロボット相手にサイトを作っているのではありません。
一般の人に来てもらって、物を買ってもらう、そのために作っています。であれば、彼らがどんな言葉で検索しているのか?それをリアルな現場で観察してないといけません。
パソコンにしがみついていては見えてこない世界があります。
テレビCMの検索窓に打ち出される言葉、これは今でも稼げます。』
■札束が道路に落ちているのを見えるようにするためには
『システムに亀裂を生じさせて、リアルな世界を見つめること。そのためには複数的な思考が必要です。単一の価値観とそれによって構成される世界を徹底的に嫌悪し、拒否すること。
これが大切です。その思考習慣を獲得すれば、あなたにも見えるはずです。』
■変化する<主体>
『自分が作ったサイトに愛着を感じるのは非常に良いことですが、一つのことばかりに執着するというのは自分の無能さを露呈しているようなものです。
3ヶ月たってもずっと一つのサイトしか作ってない。他に手が伸びていない。これが失敗者の典型です。』
『複数のことに手を出すこと、できるだけたくさんの小石を思いっきり遠くに投げること、その代わり、全部、真面目にやること。手を抜かない』
今はあまりフォーカスしなかった内容についても、しばらく時間を置いて読み直すと、その時にはすごく参考になりそうな新たな発見があるんじゃないか、それまで自分なりの「反復した労働」で何かを作り上げておきたいと思える本でした。
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