- 一勝九敗
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ユニクロのトップ 柳井さんの書籍
ユニクロさんには、かつて仕事をさせていただいた事があり、その頃のことも書かれていた反対側から見た内容を読んでいてい、ちょっと懐かしさを感じた。
『会社というものは、「組織や資産規模が売上規模に応じて変動するような仕組み」が効率的だし、そのような柔軟性を持たないといけない。固定化された組織は早晩、ダメになる。』
経営の基本といえば基本ですが、伸びるときはまだしも、下り坂の時はなかなか難しいですねー
『経営者と商売人はどう違うのか。商売人は、売ったり買ったりすること自体が好きな人。経営者とは、しっかりした目標を持ち、計画を立て、その企業を成長させ、収益を上げる人のことだ』
『当社が売上高1000億円程度になるところまでチェーン展開できたのは、やはり大和ハウス工業のおかげだったと思う』
僕も最近大和ハウス工業さんとは、お付き合いさせていただいていて、ユニクロのこの頃に裏で大和ハウス工業さんがバックアップしているは、初めて知りました。なにか不思議な縁を感じました。
『一般的に評価は、同じ人を評価する場合でも評価する側の能力によって相当な差が出てくる。評価する人が優秀で、部下のことをよく思っていて意思疎通ができていれば「評価」そのものが最上の教育手段となる。
(中略)
「評価」という行為を通して、部下だけでなく上司そのものの能力もよく分かってくる。
(中略)
現実的に100%公正で公平な評価は、ありえない。本当に優秀で一生懸命やっていいる上司ほど自分自身への評価も辛いが、部下をも辛く評価しがちだ。逆に、仕事をしていない人ほど部下を甘く評価する傾向がある。完全無欠の人はいないが、評価には「公開性」と「透明性」が必要だ。さらに言えば、「評価する人と評価される人は対等である」という意識を社員全員が常に持っておくべきだろう』評価は、難しいものですが、僕も評価する側の力量や状況によって、真逆の評価結果になることを結構経験しているので、同感できます。
『十勝十敗ほど恐ろしいものはない。一勝九敗だからこそ、ひとつの成功に深みがあり、次に繋がる大きなパワーが生まれるのだ』
1.ハードワーク、一日24時間仕事に集中する。
2.唯一絶対の評価者は、市場と顧客である。
3.長期ビジョン、計画、夢、理想を失わない。
4.現実を知る。その上で理想と目標を失わない。
5.自分の未来は、自分で切り開く。他人ではなく、
自分で自分の運命をコントロールする。
6.時代や社会の変化に積極的に対応する。
7.日常業務を最重視する。
8.自分の商売に誰よりも高い目標と基準を持つ。
9.社員とのパートナーシップとチームワーク精神を持つ。
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